2013/04/15

身体で聞く般若心経 4/5  CIAL 5F 禅カフェ「坐月 一葉」 

4月5日、JR鶴見駅の駅ビル・シァル鶴見の禅カフェ「坐月 一葉」で、大本山總持寺の三村法慧師による「法話と座禅」が開催されました。

シャル鶴見では総持寺などお寺の多い地域性を踏まえ、禅文化を伝える商業施設を目指し、「シァル鶴見文化事業協議会」を設立し、「日本文化」と「禅・禅文化」に触れる座禅、法話会をスタートさせました。

「シァル鶴見文化事業協議会」には区内總持寺や鎌倉の建長寺、円覚寺、鶴見大学、駒澤大学の代表者らが参加し、会場の禅カフェ「坐月 一葉」は地元・鶴見区にある建功寺住職で、多摩美術大学環境デザイン学科教授の枡野俊明さんがプロデュースした駅ビルには珍しい禅カフェ。和室に本物の茶室まで備えられています。

今回は2回目。午後7時半開始ということもあり、仕事帰りのサラリーマンの方の参加もありました。

大本山總持寺布教教化部参禅室長兼布教師
1969年、山口県周南市(徳山)に生まれる。 20歳の頃、大切な人を亡くした絶望から「生きる意味」を求め、福井県仏国寺の原田湛玄老師のもとへ通い、参禅をつづける。駒澤大学仏教学部禅学科を卒業後、27歳で出家得度。大本山永平寺にて安居修行。
「仏のものの見方」を広めるべく、さまざまな活動を展開している。總持寺の坐禅会「禅の一夜」は多くの参禅者を集めている。

著書『運を活きる』(さくら舎)
http://sakurasha.com/9784906732098.html

座禅で大切なことが二つあります。
身体をできるだけ真っすぐにし後ろ頭で天をつく。座禅は身体でもって心を調える方法です。心で心は調わない覚悟した姿です。

身体を真っすぐにすればおのずから深い呼吸ができてくる、それに応じて、心が整うからです。まず身体をまっすぐにすることがとても大切です。

座禅中、さまざまのことが心を去来するやもしれません
色々な音が耳に届くたり、香りが鼻にとどくやもしれません。
現れたもの、心に浮かんできたものを決して相手にしない
邪魔にもしない、追いかけない、ひきずらない、つかまない、もたない。身体をまっすぐにして一息一息丁寧に行う。

なぜなら
座禅は頭で考えて心を調えるのではないからです。身体で心を調えるからです。
続けることが大切です。

5F 禅カフェ「坐月 一葉」 イベント情報
http://www.cial.co.jp/public/pdf/zen_cafe_201304.pdf


CIAL鶴見
http://www.cial.co.jp/


曹洞宗大本山總持寺
http://www.sojiji.jp/


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