2014/07/30
日本は魅力的なまち、交換留学生(ドイツ、米国)によるプレゼンテーション~7/17横浜商科大学
今年の4月から横浜商科大学に在籍している3名の交換留学生(ドイツ、アメリカ)による4ヶ月間の留学生活を振り返るプレゼンテーションが行われた。
登壇した3名の交換留学生は母国の大学や町の紹介や日本での滞在期間中に体験したことなどを、日本語で紹介してくれた。
横浜商科大学は商学科、貿易・観光学科、経営情報学科の3学科からなり全国でも数少ない商学部のみの単科大学で生徒数は1,122人とアットホームな大学だ。尚、貿易・観光学科は改組され、来年度より、「観光マネジメント学科」が新設される。
つるみキャンパス(東寺尾)は国道沿いの坂の上にあり、横浜港が一望できる。 国際交流センターは学びの舞台を世界に広げ、国際的に活躍できる人材育成をサポートするセンターとして4年前に開設され、現在約70名の留学生や交換留学生の対応に追われている。
提携大学への留学制度(交換留学)
当大学では、アメリカ、中国など複数の提携校のうち、アメリカ、ドイツ、中国にある合計3大学と協定を結び、留学生を迎え、また当大学から学生を派遣している。留学期間は、最長1年間、在学したまま留学することができ、留学先で修得した単位は本学の単位として認められる。
【交換留学制度を実施している提携校一覧】
■ 北京第二外国語学院 ■ ピッツバーグ大学ブラッドフォード校 ■ ケンプテン応用科学大学 当日は当大学の教員、留学生、留学を考えている学生や交流の深かった学生などが集まった。プレゼンテーションは日本語で行われ、楽しかった留学生活を振り返った。「他の町へ行くとき、日本では電車に乗るがアメリカではどこへ行くのも車だ」、「留学期間にアメリカと日本の多くの違いを見つけた。そこに住んでみなければわからない」など、多くのことを学び、充実した留学生活だったことがうかがえるスピーチだった。
3人とも共通し「日本は魅力的で安全なまち、人々は親切」と話した。 1:Name: Erik David Baughman
Hometown: Meadville Pennsylvania
School: University of Pittsburgh at Bradford (ピッツバーグ大学ブラッドフォード校)
http://www.upb.pitt.edu/
専攻:心理学
趣味:コンピュータ、ビデオゲーム、料理
2:日本文化を学ぶため、それと心理学実験をするため
3:アメリカと全く異なる言葉と文化の両方に興味を持った。
4.最初はもちろん戸惑った。しかし、(日本に)結構早く慣れた。
5:日本は魅力があり、もっと深く探究したい所だ。YCCは、いい大学だ。働いている人たちがとてもいいし、すべてに行き届いている。
6:おもてなしの概念のようなものにいくつか驚かされることはあるが、特に困ったことはない。
7:将来心理学の仕事に就くために大学院に行く予定。
8:夢は、家庭をもうけ、彼らに快適な生活を与えたい。
9:素晴らしい時を過ごしたし、多くを学んだ。 1:Name:Paige Potter
School: University of Pittsburgh at Bradford http://www.upb.pitt.edu/
専攻は、ホスピタリティーマネージメント、副専攻はマーケティング(経営学)。好きな事は、学校で下級生を補助する役割を持つこと。例えば、学習面や芸術面での面倒を見ることなど。
私の住んでいる町は、ペンシルベニア州のブラッドフォードという所で、丘に囲まれた小さな産業都市である。その中のAlleghany Parkは、アメリカで三番目に大きな公園だ。
2:大学在籍中に、他の文化を体験したかった。
3:小さいころからあこがれていた文化(日本文化)について学びたかったから。
4:日本は常に安全で楽しかったので、心配はなかった。もっと長く居たかったほどだ。
5:日本は、ファッション、食べ物、宗教など他の文化と全く異なるユニークな文化を持っていると思う。日本の風景を見るのが大好きです。YCC(横浜商科大学)は、UPBによく似ていて、小規模だが人々が親切で先生方もみな顔見知りなところが好きだ。
6:日本語を間違えて話すかもと思うと、話すことをためらうことが時々あるが、言語を学ぶには必要なことだとは分かっている。
7:まだはっきりとした計画はないが、たぶんブラッドフォードに家族で住み、大学でカウンセラーとして働きたい。
8:好きな仕事をしてハッピーになりたいが、それが何なのかはまだわからない。
9:鶴見大好き! 1: - Helen Truckenmüller
- Nationality: German
- University: Hochschule Kempten, University of Applied Sciences
http://www.shodai.ac.jp/pdf/international/20110224kempten_reaf.pdf
専攻:大学院修士課程で物流
趣味:テニス、ジョギング、スキーなどのスポーツや旅行友人と会うこと
故郷はドイツの南スタッガート(Stuttgart)というところ。大きな都市だが緑豊な場所。多くの公園があり、城が2つとオペラハウスがある。また、ドイツで一番長いショッピングセンターがあり、レストラン、バーやクラブなどが軒を連ねている。さらに、動物園や植物園もある。年間を通して異なった場所でフェスティバルが開催され、ワイン祭りやビール祭りも開催される。12月には美しいクリスマス市が開催される。
2:自分の住む町から遠く離れた国に住むことは素晴らしい経験になると考えたから。ヨーロッパやドイツとは全く異なった文化を経験することは自分にとって良いことだ。同時に、英語のスキルアップと、日本で経済の分野を知学びたかった。また、アジアの国はしばしば経済の視点がヨーロッパのそれとは異なることに興味を覚えたから。
3:日本は私にとって非常に興味深い国だ。アジアの国で産業が発展している国であり、ドイツとの交易に重要であると考えた。アジアのひとつの国人々の考え方や文化を知ることは、将来仕事をするうえで重要だと考えた。私は修士課程で物流を専攻しているが、物流は諸外国との商品のやりとりが関わることが多いので、他の国々の文化を知ることはとても重要だ。それ故、他国の文化特にアジア―アジアは大きな市場―を経験することは重要なことだ。
4:日本での生活に不安はなかった。人々は親切で正直だし、安全な国だと思う。日本語をすべて読めるわけではないのでちょっと不安があったが、重要な情報は英語で書かれていたし、わからなくても人々が助けてくれた。
5:日本は美しい国で魅力的な文化を持っている。東京は大きくにぎやかな街で近代的なビルが立ち並ぶ。しかし一方で、神社や寺院などもあり、違った魅力を持ち合わせている。人々も非常に親切で人を受け入れてくれる。
YCCはとても小さいな大学だが面白そうな英語での授業を提供している。全ての教員は親切で、日本の経済について学ぶことができた。
6:日本に来る前に文化の異なる様々な国に行ったが、文化になじむことに問題はなかった。様々な国の文化を学ぶことが好きだ。
7:日本から戻った後は修士論文を仕上げる。それから物流の分野で働き始めるだろう。できれば、国際分野で働きたい。
8:どのように答えればよいのか、良き同僚に恵まれ、また楽しめる職に就きたい。もっとたくさんの外国を訪れたい。
9:日本での生活はとても楽しかった。素敵な友や人々に出会えたお蔭で素晴らしい4か月を過ごすことが出来た。ホストファミリーは日本で日常生活を送るすべを教えてくれた。さらに言えば、私のホストファミリーは、今まで私が出会った家族の中で最高だった。
3人の交換留学生にアンケートを行いました。
(翻訳:横浜商科大学 国際交流センター 野田由美子さん)
1:プロフィール
・名前 国籍 大学・学科(自国) 趣味
・自分が生まれ育った街の紹介をお願いします。
(ちょっとした自慢をお願いします)
2:なぜ留学しようと思ったのですか?
3:日本を選んだのは?
4:留学前にどんな不安がありましたか?
5:日本の印象は?
鶴見の印象は?横浜商科大の印象は?
6:習慣や文化の違いで戸惑うことはある?またはあった?
7:これからの計画は
8:将来の夢は
9:何か一言