2010/05/04
ヨコハマ☆若手アーティストを発見！
表参道のSPIRALで開催されているSICFを見に行きました。
毎年この時期に開催されているこの展覧会は、100組の若きクリエーターによるアートフェスティバルです。
2人のヨコハマアーティストに出会うことができました！
1人めは、大石麻央さん。綿を使って人間サイズの人形を作っています。2名で展示しているかと思ったら、1体は人形だったのでビックリ！オオカミを模したかぶりものが質感豊かに仕上げられていて、思わず絵本の中のオオカミに遭遇したような気分になりました。
大石さんはこれまでも横浜みなと町ギャラリーなど、横浜市内で個展を開催しています。今後の活躍も楽しみですね！
もう1人は、浅木翔さん。トリックアートと題した作品では、横浜の各所の風景写真が並んでいました。じっくり写真を眺めると、風景に同化した人間が潜んでいるのです。これは、浅木さんが自らのからだにペイントを施し、その場に行って撮影しています。
「どの作品の制作が印象的でした？」という質問には、「自分が通っていた幼稚園での撮影です」と答えが返ってきました。自分の出身の幼稚園・小学校・中学校・高校・大学とそれぞれで撮影した作品があるのですが、幼稚園が一番「気まずかった」そうです。
また、中華街での撮影では、準備中に隣の甘栗やさんがお店を開けはじめてしまい、店員のお姉さんが驚きながらも見て見ぬフリをしてくれたり、警察の方に職務質問をされてしまったりとハプニングは絶えなかったとのことです。その他、大桟橋、赤レンガ、ランドマークタワーなど、横浜の名所の他に自宅での撮影もあり、作品的にも楽しめたし、本人から体験談を聞きながら見ることでより面白いものと捉えることができました。
浅木さんは今年から社会人になりましたが、作品づくりは続けていくそうです。次回、作品をつくる時は、「一部始終を生中継させて下さい」とお願いしたところ、「是非、やりましょう！」と、約束を頂きました。
次の作品が、今から楽しみですね！
