2011/05/08

ネットで広がる市民デモ

今までのデモというと、労働組合や政治団体、市民活動団体の動員により行われるのが普通でした。
ところが原発事故を発端とした「脱原発」の動きは、フツーの市民一人一人がネットを使って連鎖し、大きなデモなどを行っているのが目立ちます。
既存のマスコミが電力会社のCMの縛りで事実を報道出来ないこと、そのマスコミを情報源とする既存組織の動きが鈍いことの反面、ネットを通じて「事実」が次々と明らかになっていったことで、ネットを駆使する一人一人の市民が立ち上がってきたのでしょう。
まるで北アフリカの政変のような情況です。
マスコミを盲目的に信じている人が多いという点では、日本は遅れているのかもしれませんが。

5月7日、ネットで呼びかけられ、一人一人の自発性に基づいた市民デモがありました。
「5.7原発やめろ!!渋谷・超巨大サウンドデモ」の様子を取材してきました。
従来の「動員デモ」とは全く異なる、個人の自主性に根ざした表現のエネルギーを伝えられればと思います。

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