2013/01/18
新春初漕ぎ
1月13日、ボートの競技者や愛好者が集まり新しい年の飛躍を誓う新春初漕ぎ会が鶴見区元宮の鶴見川漕艇場で開催されました。主催はNPO法人横浜市ボート協会(会長 阿部勝男)。
ボート教室の生徒や、企業サークルのメンバーら約150人が参加。年齢層も幅広く10代から80代まで、女性も多数参加し、温かな日差しの中、天候にも恵まれ絶
参加者は、1年間の競技の安全や成績向上を願いながら力強くオールを漕ぎました。
鶴見川漕艇場は昭和63年に開設されたボート練習場です。運営は公益財団法人 横浜市体育協会。
漕艇場は近くには戸田、相模湖にもありますが、 鶴見川漕艇場は、一般の人でも利用できる全国的に珍しい施設です。
現在、戸田漕艇場は学生の練習の場として大変混雑しており、ゆったりと練習しボートを楽しみたい人は鶴見を利用する傾向にあります。
年間3万人、週末は200人前後の利用者があり、利用者の多くは、大学ボート部OB、社会人ボート部OBなどの経験者が多い。
鶴見川漕艇場の走行区間はJR鉄橋から鷹野大橋まで。
大変穏やかな川ですが、引き潮、満潮では水位が1.5メートルも違い注意も必要。危険個所、安全走行に関する教育も定期的に行っており、ベテランのスタッフも常駐しているので安心して利用できます。
NPO横浜市ボート協会では鶴見川漕艇場を拠点にボート競技の普及・振興を目指して市民ボートレースや初心者教室などを定期的に実施し、駒岡大曲でもボートフェスタを開催しています。
アダプティブローイング(障がい者ボート)の普及を目指す
ボートがパラリンピックの正式種目になったのは北京パラリンピックから。去年のロンドンパラリンピックで2回目を迎えました。2020年に東京オリンピック、パラリンピックが実現すれば非常に嬉しいと話しています。
副会長の木村稚夫さんは「ボートは年齢、障害の有無にかかわらず楽しめるスポーツです。多くの人に鶴見川漕艇場を利用してほしい。」と話している。
NPO法人横浜市ボート協会ホームページ http://homepage1.nifty.com/YRA/index.htm
横浜市ボート協会では子どもたち対象のボート教室を開催していますが、参加者の多くはボートを一度体験してみたい。一度乗って見たいという子どもの参加者が多く、それっきりになってしまう。そこで継続的し、将来は競技選手、オリンピックを目指す子どもを育てていきたい。生涯スポーツとして楽しんで欲しいと考え3月10日よりジュニアローイングスクールを開校することになりました。校長はNPO法人横浜ボート協会副会長の木村稚夫さん
木村稚夫さんプロフィール
国際審判員(1996アトランタで五輪審判)
現在NPO法人横浜ボート協会副会長
NPO法人日本アダプティブローイング協会(JAA)の副会長
横浜ジュニアローイングスクール 校長
ひときは目を引いたのは、フィヨルドで有名なフィンランドで毎週教会へ礼拝に向かうために使われたためチャーチボ―トと名付けられた16人乗りのボート。他のボートに比べると大きく安定しているが日本では一艘しかない貴重なボートです。芳野法一さんを中心とする愛好家たちが運営のための会員組織「ライナーズクラブ」を設立し、資金を出し合いフィンランドから輸入しました。
芳野法一さん
東京オリンピック ボート日本代表選手(フォア コックス)
ライナーズクラブ
ボートは初めてという子供達を対象に、ローイングスクールを開校します!
ふだんは馴染みがない「競技用の艇」を使用した水上スポーツですが、爽快
で安全な伝統的スポーツです。 子供達の健全な心身の発達に役立ち、ボー
トの基礎を身に着ければ、生涯スポーツとして楽しめると共に、未来のチャ
ンピオンへの道筋をつける事も可能です。
2013年3月10日 開校 「ジュニアローイングスクール」生徒募集
場所 横浜市鶴見川漕艇場
対象 10歳~20歳ごろまでの男女(募集生 30名)
練習 3月~11月の日曜・祭日の午前中。( 計50回)
料金 月2千円 及び レース参加料(1回千円程度) 入会金無し
備考 横浜市民体育大会(7月)、横浜ボートマラソン(12月)などの
レースに参加予定です。
指導は、日体協公認上級コーチ並びにボート指導経験者が行います。
横浜ジュニアローイングスクール( 略称 YJR )
校長 木村 稚夫さん
お申込み・詳細はホームページをご覧ください https://sites.google.com/site/yjrschool/