2012/11/17

うたごえ喫茶~つくの商店街「喫茶タンゴ」 2012/11/7

11/7(水曜)第4回目、喫茶タンゴのうたごえ喫茶が盛況のうちに開催されました。

つくの商店街の真ん中にレトロな喫茶「タンゴ」があります。マスターはつくの商店街協同組合理事長の高橋英昭さん 。マスターの高橋さんは名門早稲田大学合唱部のご出身。現在も混声合唱団『水曜会』に所属し歌い続けています。昨年は「ハマ歌SHOW」鶴見区大会で優勝するほどの実力の持ち主です。
今年の5月から歌声喫茶を隔月開催し、今回4回目を迎え店内は満員。いつもチケットは完売する盛況ぶり、来年の3月からは毎月開催する予定です。

 タンゴのうたごえ喫茶は奥様からの提案で、暗く先行き不安なご時世なのでみんなで歌を歌ってふきとばし、参加者どうしの繋がりができると良いなと思い始めたそうです。ソングリーダーがお二人いらっしゃいます。今日のソングリーダーの田中雅子さんは奥様が参加している合唱団の指導者で、もう一人のソングリーダーの前迫 實氏はマスターと同じ合唱団『水曜会』所属、昔からの親友でもあり、御夫婦の歌仲間で運営されています。

この日は『もみじ』等の唱歌から始まり、懐メロ、フォークソング、G.S、 沖縄民謡 や 『ソーラン節』 と幅の広い、盛りだくさんの選曲です。

 

 マスターと奥様、ソングリーダーの一人、前迫 實氏の3人は大中恩先生の作品のみを作曲者大中恩先生自身の指導により歌い続ける合唱団『コールMeg』に参加し大中恩先生に師事。現在もマスターと前迫氏は大中恩先生を指揮者に迎え大中作品のみを演奏する合唱団『水曜会』に所属し歌い続けています。

 

●大中恩
1924年7月24日、東京生まれの作曲家。父は「椰子の実」の作曲者である大中寅二。45年、東京音楽学校(現・芸大)卒業。作曲家の中田喜直らと《ろばの会》を結成し、子供のための音楽の創作と発展に尽力した。57年、自作品のみを演奏する合唱団コールMegを主宰し、全国でユニークな演奏活動を展開したが、87年に解散。作品には「煉瓦色の街」「愛の風船」「風よ」などの合唱曲の他、「いぬのおまわりさん」「サッちゃん」「おなかのへるうた」などの子供のための有名曲も数多く、82年には日本童謡大賞を受賞している。89年、紫綬褒章授章。

マスターの友人であり、マスターが所属いしている合唱団『水曜会』でも一緒に歌っている 前迫 實さん。四オクターブの広い音域と ドラマチックな表現ができ参加者を魅了していた。
 
日本カンツォーネ協会 全国カンツォーネ・コンクール優勝者
現在、カンツォーネ・ルネッサンス代表
混声合唱団「水曜会」に所属

http://www.justycorp.com/pro/minoru_maesako



 

国立音楽大学声楽科卒業。
現在、演奏活動の他に、鶴見区を中心に声楽・合唱指導を行っている。
音楽の楽しさ、素晴らしさを届けるメッセンジャーとして、トークを交えたコンサートを展開している。
老人介護施設・療育施設・教会などでも歌っている。ブライダルシンガーとしても活躍中。

中間の休憩時間は、喫茶タンゴの誇る 二人のソングリーダーの独唱。

前迫 實 氏 はカンツォーネコンクールで日本一にもなったこともある素晴らしい歌い手です。
四オクターブの広い音域と ドラマチックな表現ができ『落葉松』を歌い、参加者を魅了しました。うっとり…

そして、田中雅子 さんは 自からのオリジナル曲である『ありがとう あなたへ』を、手話を入れて、会場を温かい空気で包みこみ、感動のあまり涙ぐむ参加者もいました。

そして後半スタートの曲『二人のため世界はあるの』で手話をレクチャーし 参加者全員で手話しながらの歌い、最後は「ふるさと」で締めくくりました。

参考:喫茶タンゴの日誌

1950年代に東京・新宿に登場したのが始まりとされる歌声喫茶。ソングリーダの音頭のもと、ピアノやアコーディオンなどの生演奏に合わせ唱歌やフォークソングなどを客たちが一緒に歌う。新宿の「ともしび」などが有名。

マスターのお話では、歌声喫茶が再びブームになり、「ともしび」の全盛期時代のソングリーダーが現在年齢は70、80代で各地を飛び回って開催しているがそれでも足りない状況にあるそうです。

混声合唱団『水曜会』 http://www.suiyoukai.net/ 
喫茶タンゴの日誌 http://tukuno.blog.fc2.com/

レアールつくの商店街http://www.les-halles-tsukuno.com/
ハマ歌SHOW http://www.hamautashow.tv/Home.html

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